抹茶一杯は量が少ないため、カフェインもコーヒー一杯より少なくなる

一杯あたりのカフェイン量の違いは、どの濃さで飲むかにもよりますが、一般的にはコーヒーより抹茶の方が少ないと言われています。

それは抹茶は一杯分の量が他の飲み物と比べて少ないため、カフェインが少ないと思われがちなのですが、茶葉を丸ごと摂取するためカフェイン自体は多い飲み物です。
レギュラーコーヒー(150ml)に含まれるカフェイン量は約90mg、抹茶一杯(60ml)の場合約64mgとされています。

コーヒー豆

紅茶やほうじ茶はカフェイン少なめ

紅茶とほうじ茶にもカフェインは含まれていますが、コーヒーや抹茶に比べると少なめです。

紅茶一杯(150ml)に含まれるカフェイン量は約45mg、ほうじ茶一杯(150ml)の場合約30mgとされています。

モンスターエナジー1本には抹茶2杯分以上のカフェイン量

例えばレッドブルやモンスターエナジーなどは、普段エナジードリンクを飲まない方でも一度は飲んだことがあるかもしれません。

レッドブル1本(250ml)に含まれるカフェイン量は80mg。
モンスターエナジー1本(355ml)に含まれるカフェイン量は、142mgとされており、他の飲み物と比べて多く含まれていますね。
その分覚醒時間が長かったり効き目も強いので、これから長時間仕事や勉強をする方には良いかもしれません。

しかしカフェインを過剰摂取すると、不眠症や不整脈、吐き気が起きたりしてしまいます。
まだ成長過程の若者や、妊娠・授乳中の女性はカフェインの影響も強いので、摂り過ぎには注意しましょう。
エナジードリンクはカフェイン量が多いので、一日1~2本に留めるのが良いと思います。

また無糖で飲めるコーヒーや抹茶と違い、エナジードリンクには糖分も多く含まれるので、カロリー的な面でも一日の摂取量には気をつけた方が良いでしょう。

エナジードリンク

以下は、カフェイン量を比較した図です。
カフェイン量は、それぞれの飲み物の標準的なサイズに基づいています。

表

この表を参考にすると、それぞれのカフェイン量を比較することができます。
ただし具体的なカフェイン量は、豆や茶葉の量や淹れ方によって異なる場合があります。

カフェインが切れると起こる、【カフェインクラッシュ】

カフェインクラッシュとは、カフェインの効果が切れた数時間後にイライラしたり、ぐったりしてしまうことを言います。
エナジードリンクは糖分も多く血糖値の上昇と下降が激しいこともあり、代謝された後に体が重かったり、疲労感がいつもより増してしまう方もいるのではないでしょうか?

その点抹茶は無糖で飲むことができ、カフェインの吸収を遅らせたり、リラックス効果をもたらすL-テアニンが含まれているため、カフェインクラッシュが起こりにくいのです。

コーヒーやエナジードリンクは苦手だけどカフェインは摂りたい、眠くならずにリラックスしたい、なんて方には抹茶がオススメです○